ヤマトクロスジヘビトンボ    飛ぶのは結構苦手です

“ししいし”から農家風休憩舎への道沿いの水路脇にいた。翅を広げると10㎝近い大型昆虫だがいつも草陰でじっとしているので道行く人は気づかない。幼虫は川にいて肉食だ。“トンボ”とつくが、本当のトンボとは程遠く、クサカゲロウなどと同じくアミメカゲロウ目に属しヘビトンボ科の一種。このような素晴らしい生きものがまだ谷戸にいることを多くの人に知ってもらいたいが、数は多くないのか探して見つかるというものではない。以前“小段谷戸”の小学生が体験学習に使う田んぼの整備をしていた時、バタバタと羽音を立てて目の前にやってきた。(別添写真)一気にテンションが上がったが、“畔(くろ)つけご苦労さま”と言いにきた天使に見えた。(たのくろまめお)

“小段谷戸”田んぼ「イ」にて